歯周病とメインテナンス

歯周病はどうしてなるの?

歯周炎

歯周病は、歯と歯肉のあいだ(歯肉縁下)に入った歯周病原菌によって起こります。
歯周病も虫歯も、細菌感染が原因とわかっています。ですから、その細菌(バイ菌)を除去することが全ての基本となります。
この生体の防御力は、タバコストレスなどの危険因子によっても大きく左右されます。

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歯周病の進行を止めるには

歯周病の進行を停止させるためには、細菌のかたまりであるプラークをできる限り取り除き(プラーク・コントロール)、歯周病原菌を少なくさせなくてはなりません。

細菌(プラーク)を取り除くことが全ての基本になります。医院側と患者さんと二人三脚で歯周病菌を取り除き、細菌感染である歯周病から身体を守っていくのです。

 

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歯周病・虫歯ともに充分な量の唾液は、とてもいい影響をもたらしてくれます。
唾液は虫歯の再石灰化もうながしますし、もちろん消化も助けます。また、口腔内の細菌を洗い流すという大きな役割も担っています。

 

歯周病が安定・治癒したら

歯周病・歯肉が治癒・安定すると、かみ合わせがしっかりとしてきます。

ここからいよいよ歯冠部の最終的な治療になります。

 

歯周病とメインテナンス 

1.喫煙は歯周病を悪化させる最大の危険因子です

.jpg喫煙と歯周病の相関関係が、近年の研究で明らかにされています。

・喫煙者の歯周炎は非喫煙者の歯周炎よりも重度
・喫煙の本数が増すと重症度が増す
・禁煙すると歯周組織に改善が見られる
・歯周治療の効果は、非喫煙者より喫煙者のほうが著しく低い

タバコを喫煙していると、ニコチンや一酸化炭素にヘモグロビンと酸素の結合を阻害されて歯周組織への栄養補給が行き渡らなくなります。よって、禁煙が望ましいのです。

 

2.糖尿病の人は特に要注意 

<コントロールされていない糖尿病患者の口腔症状>

1.傷の治りが遅い
抜歯などの出血をともなう処置では感染しやすく腫れやすい傾向にある。
2.唾液の分泌量が減り、口がかわく
唾液の量が少なくなるとプラークや歯石の量が増加し、う蝕や歯周病にかかりやすくなります。また投薬を受けていると、副作用で唾液量が減少する場合もあります。
3.口腔粘膜や舌に灼熱感がある
4.歯肉溝(および歯周ポケット)内滲出液中に糖が増加する

糖尿病患者さんに対して歯周病の治療・管理を行うことにより血糖値がコントロールされたとの報告がなされており、糖尿病と歯周病の間には関係があるといわれています。


3.歯周病治療の成否とメインテナンス

 痛みや腫れで歯科医院に駆け込んだかたは、歯の治療が終わると、ホッとなさることでしょう。けれども、大切なのはこれからです。

歯科治療によって得られた口腔内の健康状態を維持し、疾病の再発を防止するためには、定期的で適切なプロフェッショナル・プラークコントロールの実施が不可欠です。そのために、当院ではリコール(定期健診)をおすすめしています。

ぜひ、当院をあなたの健康を守る家庭医としてお役立てください。

 

白い歯、輝く笑顔へ

仮り歯をいれていたならば、それを本物に置き換えなければなりません。その場合、見た目のいいかぶせもの(審美補綴物)をいれることもできます。また、矯正していたのであれば、後戻り(以前の歯の位置へ戻ること)しないように保定も必要でしょう。歯の欠損があれば、義歯インプラントが必要になるかもしれません。

白い歯、輝く笑顔はあなたをより魅力的に輝せてくれます。
しっかり咬めるように装着感がよく合い具合の良いものを入れていく作業が、歯周治療の最終段階です。

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